News Letter No.45 - May 2006 -
 
第11回日本緩和医療学会総会のご案内 

第11回日本緩和医療学会総会会長 兵庫県立大学 看護学部
内布敦子


 サイコオンコロジー学会の会員の皆様に第11回日本緩和医療学会総会のご案内を申し上げます。2006年6月23日(金)、24日(土)に神戸国際展示場に於いて、「緩和医療におけるケアの本質」をテーマに第11回日本緩和医療学会総会が開催されます。昨年、第18回日本サイコオンコロジー学会総会と合同大会が横浜で開催され、3000人を超える参加者で会場は熱気に溢れていました。今年は、京都と神戸に別れての開催ですが、たびたびメディアでがん患者さんの苦悩が話題になり、人々の関心が高まっていますので、京都も神戸の多くの参加者が期待できるのではないかと期待しています。
 特別講演では、国際看護師協会(ICN)会長の南裕子氏に「東洋におけるケアの視点」についてお話しいただきます。教育講演では、社会学者の木下康仁氏に「ケアの理解と質的研究法−死のアウエアネス理論をめぐって」を、そして文化人類学者である波平恵美子氏には「死にまつわる文化とケア」と題してご講演いただきます。その他、終末期の栄養管理におけるNST活動について東口高志氏に、褥創のケアを青木和恵氏に、また会員のニーズの高い「予後予測」の問題を兵頭一之介氏にと、幅広くEnd of Life期の実践的な課題をとりあげています。さらに3つのシンポジウム、2つのパネルディスカッション、2つのワークショップを「ケア」に視点をおいて企画しています。市民を対象とした市民講座では、チャプレンとしてご活躍の沼野尚美氏に「ケアのぬくもり」の講演をお願いしています。また、新しい薬剤情報などを得て頂くためにランチョンセミナーも企業のご協力によって計画して頂きました。プログラムを通して「ケアの本質」について参加者が大いにディスカッションできればと願っています。
 登録演題数も480を超え、活発なディスカッションが期待されます。プログラム以外では、本会による教育セミナーをはじめ会員有志による大小様々なフリーセッションも開かれることになっています。どうぞ神戸の街を楽しみながらご参加頂ければと思います。詳細はホームページをご覧下さい。神戸でお待ちしています。
http://www.intergroup.jp/~conv/kanwa2006/