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福島県立医科大学看護学部
真壁玲子
このnews letterの紙面をお借りして、私が所属している福島県立医科大学大学院看護学研究科、特に、がん看護学専攻について紹介します。当研究科は、平成14年4月に開学した修士課程です。開学から今年度までの4年間は、フルタイム学生として2年間で修了する研究コースのみでした。これは1年次にコースワークを中心に学習し、2年次に研究過程を踏みながら修士論文をまとめる教育課程です。開学以後、社会のニーズを考慮しつつ現行のカリキュラムを検討してきました。そして、平成18年4月より、現行の研究コースに併せ、専門看護師の育成を目的としたCNSコースを開始することになりました。本研究科の柱は、がん看護学、精神看護学、地域看護学、小児看護学、生態看護学の5領域となりますが、研究コースはこの全5領域、CNSコースは生態看護学を除いた4領域となります。もちろん、この4月から教育を開始するということであり、日本看護系大学協議会からCNS教育課程として認定されたわけではありません。
当大学院の特徴の一つとして、長期履修制度があります。これは、フルタイムの学生として2年間で修了する課程を、働きながら、育児や介護をしながら、学生個々の状況に合わせて3年間または4年間で学習を進めることができるという制度です。長期となっても授業料は2年分のみ納めることになり、経済的にもメリットがあります。ただし、CNSコースは、カリキュラム上フルタイムでの学習を必要とするため、残念ですがこの制度を利用できません。
CNSコースも研究コースも、@共通必修科目としての看護理論や看護研究、看護倫理、健康情報科学、A看護専門科目としての特論、演習、実習など、B選択専門科目としてターミナルケア論、家族看護論、症状マネジメントなど、C研究指導科目としての看護特別研究、または、看護課題研究を履修します。
学生として学んでみませんか、という実践で活躍する看護職の方々への紹介もそうですが、教育をともに担いませんか、というがん専門看護師の方々の募集もしています。後者は、附属病院という看護実践のフィールドでがん専門看護師として活躍し、大学院という教育のフィールドで特論や演習、実習にコース責任者とともに教育に係わるというものです。専門看護師として資格を認定された看護師の方々は平成17年12月の時点で139名存在し、その中でがん専門看護師の方は最も多く58名となっています1)。大学院修士課程で教育を修了し、今後申請予定の方も含めるともっと多く存在しています。既にCNSとして認定された方もこれから申請しCNS資格取得予定の方も、多くの時間を附属病院でがん専門看護師として、多少の時間を大学院での専門看護師として教育に一緒に係わるという役割を発揮するスタッフを募集しています。
以上、当大学院看護学研究科、特に、がん看護学専攻の学生として、およびスタッフとしての募集を記し、施設紹介とします。
文献: 1)http://www.nurse.or.jp/nintei/cns/index.html
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