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近畿大学医学部堺病院心療内科
小山敦子
私は2004年8月25日から28日まで、デンマークのコペンハーゲンで開催されました7th
World Congress of Psycho-Oncologyに参加いたしましたので、その報告をさせていただきます。
まず、関空からロンドンを経由してコペンハーゲンに入りましたが、ロンドンからのBritish Airwaysの便が大幅に遅れまして、コペンハーゲンに着いたのが夜中の1時頃でした。しかし、一夜明けるとコペンハーゲンの町並みは素晴らしいものでした。落ち着いた港町でありながら歴史を感じさせる雰囲気があり、市庁舎での昼食会も貴重な経験となりました。今回の学会場はいわゆる国際会議場のようなものでなく、それはそれでなかなか赴きがありました。Reception
partyやlunchの会場がテント張りだったのも印象的です。
さて、私は26日のポスターセッションで骨髄移植の発表をさせていただきました。国内では血液関係の学会ではまだ患者心理に対しての関心が低く、逆に心身医学関係の学会では造血器腫瘍治療の抱える問題についての認知度が低く、なかなかむずかしい面がありますが、数人の方々から熱心な質問を受け、活発な議論を交せたことを大変うれしく思っております。また、私は第2回の日本大会からこの学会に参加させていただいておりますが、当初の告知問題などから、今回は特に小児がんに対する発表が増えてきたように思います。小児に限らず、がん生存患者数の増大に伴って、長期的な予後に関連する因子、リハビリ、QOLなど必然的にその取り組むべきテーマにも変遷が感じられます。
また、USではAmerican Psychosocial Oncology Society(APOS) として学会名称変更となり、さらに活発な活動が続けられていますが、世界の目から見た日本国内の活動、連携について考えさせられました。今回、日本からも、がんセンターの先生方を中心に多数の参加者があり、相互に情報交換もできて、とても有意義でしたが、国内でも在野の臨床家の人々をどう巻き込んでいくか、あるいはアジア内での連携というものをいかに発展させていくかという大きな課題があると思います。
ということで、学会は昼の部だけではありません。恒例のCongress Dinner & Dance Partyで、各国の方々と親睦を深められたことも大きな収穫ですが、特に今回はHolland先生とご一緒に記念撮影をしていただきましたので、その写真を添付致します。
次回は華のイタリアです。皆様、ぜひ、かの地で集結しましょう!
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